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『血涙〈下〉』
漢たちの生き様を見よ! 死にざまを見よ! これが漢だ!!!


世の中は、武断政治から文治政治に移り変わろうとしている。そんな中、時代の残党ともいうべき漢たちがいた。戦にしか能がない漢たちがいた。真っ直ぐに、己の人生を生き抜いた漢たくちがいた!! この本はすごい!!

 
なぜ、これほどまで楊家は悲劇に見舞われたのか。第一に、楊業が軍人であることにこだわり過ぎていた。第二に、時代が悪かった。楊家は強すぎ、時代はもはや百戦錬磨のもののふを必要としていなかった。
 

楊業は、こっちが歯がゆくなるほどのTHE軍人。彼は人の下につくような器でない。北漢に仕えていたときは、君主に邪魔者扱いされ、殺されかけ。それでも、忠実に仕えた楊業。息子たちはだんだん君主に対する怒りを抑えられなくなってくる。楊業自身も憤怒を押し殺していた。軍や、漢の生き方は私には分からないかもしれない。でも、自分の感情を押し殺すのは間違ってるんじゃないかな。軍人である前に人なんだから。道理に反したことをされると怒って当然。それなのに、我慢して軍人の役目を果たそうとした楊業っていったい・・・と思ってしまう。宋に下っても、不当な扱いを受けることが多かった。息子たちは父に従ていたが、四郎だけは違った。かれは独立を説いた。楊家の国をつくる、覇道を説いた。しかし、天は酷いことをする。彼は宋と遼の戦いで遼にとらわれ、記憶を失う。石幻果として第二の人生を歩みはじめ、記憶が戻っても宋に帰ることはなかった。その結果が、兄弟同士の殺し合い。宋に残る兄弟と、石幻果の戦いが悲しすぎる。彼らは、彼らの誇りを守るため、大切な人を守るために戦い続ける。

 
武力を必要としなくなった、そんな世の中が舞台だからこそ、あつい漢たちが一層輝く! 遼の耶律休哥。一番好きな人物!!! 彼は人に何と言われようと、己の人生を生き抜いた。白き狼と恐れられた戦の天才。石幻果にささげる愛情が、もう素晴らしい! 本当の親子のような彼らの姿に何度泣かされたことか。石幻果が記憶を取り戻し、丘の上に座っていた場面。彼は人を寄せ付けず、苦悩に耐えていた。しかし、耶律休哥の姿を見ると一気に泣き崩れる。この人の前なら・・・、そんあ想いがあったんだろうな。石幻果を見守る人たちの優しさ。人は一人で生きていけない。誰かのために、そう想えた時が一番強くなれる。
 耶律休哥と簫大后の過去の恋も悲しいけど綺麗。『血涙』の最後、石幻果が「父は耶律休哥、母は簫大公后だと思っていた」と知った簫大后の涙。私も泣いたよ。結ばれなかったけど、誇るべき息子がいる。

 
漢たちの生き様を見よ! 死に様を見よ! 誇りを守るためなら、命だってくれてやる!!


  生きることは苦しみの連続だ。どんなに苦しくても誇りを捨てるな。漢として生きろ! 素晴らしい作品だった。


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【2012/01/24 11:40】 | | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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